2021年4月10日土曜日

感染拡大予防ガイドラインのマスクについて(全剣連からのおしらせ)

 全日本剣道連盟より感染拡大予防ガイドラインのマスクについて新たな案内がございます。下記に記しますのでよくご覧になってください。



 各位

 

全剣連では、マスク着用に当たって鼻だしを認めていましたが、全日本選手権での鼻だし禁止を経て、先日の中央講習会で鼻だし禁止の意見が出されました。

全剣連ではこれを受けて、「鼻だしを禁止する」こととしましたのでご連絡します。

近日中に、専門家の意見も入れた以下の告知を出しますので、ご了解ください。

 

『告知』

全剣連では、マスク着用に当たって、息苦しさを緩和するため、科学的な調査を経たうえで鼻を出すことを認めていました。

一方この方針に対しては、鼻を出していると稽古中マスクがずれ落ちることが多い、新型コロナ感染症の収束が見えない中万全を期すべきである、などの意見が寄せられました。

また、鼻を出すことは飛沫飛散を防止する効果は認められるものの鼻から飛沫を吸い込むリスクがあり、特に感染しやすいという変異ウイルスが流行り始めていることを考えると、鼻出しによる感染リスクは極力抑制すべきとの意見も専門家から伺いました。

他方、当初ガイドラインを出した頃に比べ現在では、より呼吸のしやすい(息苦しさの少ない)種々のスポーツ用・剣道用マスクが開発、販売され、息苦しさの面からも、鼻を覆った形でのマスク着用も可能となっています。

 

以上のようなことから全剣連は、「マスク着用に当たっては鼻も覆うこと」として感染予防ガイドライン(補足)を改定しました。

なお、呼吸障害や熱中症の予防のため、稽古に当たっては、長時間の稽古を避け、適切な休憩とこまめな水分補給などに留意してください。

 

 

全日本剣道連盟

 

中谷 行道